SRTの神髄とは


人間の全ての器官は何がコントロールしているのか
 
まず、人間の体の機能について考えてみましょう。
人間の体は皮膚、骨格系、筋肉系、神経系、内分泌系、心血管系、リンパ系、免疫系、呼吸器系、消化器系、泌尿器系、生殖器系、と分類されますが、それら全てをコントロールしているのは脳幹(視床、視床下部、脳下垂体、中脳、橋、延髄)・・・生命の座と言われる・と脊髄(これは脊柱の中を通っている)、脊髄神経(24個の脊椎の接触面に椎間孔という穴がありそこから出て全身に巡っている)、そして脊髄から造られた(派生した)自律神経(自動的に動く神経)は交感神経と副交感神経にわかれそれぞれ相反する働きをしています。
交感神経は脊中(背骨)の前の方に節をなしながら存在しています。副交感神経は頭仙系といわれ、頭蓋の中と仙髄の中にあるといわれていますが、未だ全ては解明はされておらず、脊髄の中に混在しているのではないかといわれています。
 
つまり人間にとって最も大切な基幹部は脳幹、脊髄、脊髄神経、自律神経(交感神経、副交感神経)なのです。大脳、小脳さえも脳幹がコントロールしているのです。ほとんどの人は、胃が悪いと胃だけ、心臓が苦しいと心臓だけ、肝臓が悪いと肝臓だけをイメージするようです。それらの臓器は何によってコントロールされ作動しているのでしょうか?それは脳幹、脊髄神経、自律神経です。それらと各臓器との連絡をプチンと断ってしまえば器官は働くことが出来ないのです。全ての系は基幹部と連絡網を断ってしまえば作動不能になってしまうのです。
 
その大切な基幹部は頭蓋骨と24個の脊椎と仙骨(5個の仙椎)という丈夫なよろいによって守られています。そこでかつては脊椎の変位(歪み)が脊髄神経を圧迫することにより神経エネルギーが低下し、病気の原因になるとし、その変位(歪み)を手技によってボキボキとアジャスト(調整)していたのです。例えばターキーカルチャー(頻脈)で心拍120くらいになり、治療にきます。胸椎2番と4番の変位(歪み)を探してアジャスト(調整)すると劇的に頻脈は治まります。しかし真の原因が取れたわけではありませんから、また同じことを繰り返すのです
 
食道、胃、十二指腸、小腸、盲腸、(上行、横行、下行)結腸、S字結腸、直腸、肛門、気管、肺、心臓、肝臓、膵臓、脾臓、腎臓、膀胱、生殖器、他、様々な器官がありますが、それぞれをコントロールしているのは脳幹、脊髄、脊髄神経(運動神経、感覚神経、分泌神経)と自律神経(交感神経、副交感神経)が複雑に関連しあいながら、コントロールしているのです。そしてそれらの全ては頭蓋骨と脊柱に守られているのです。
ということは脊柱のどこかにサブラクセーション(変位・歪み)があると脊髄神経を圧迫し自律神経にも影響して神経エネルギーの低下をまねき、やがて各器官の不調を引き起こすのです。では脊柱(脊椎)のどこでもの変位をアジャスト(調整)すれば良いのかというと、そうではなくメジャー(真の原因となる箇所)をアジャスト(調整)すれば良いのです。
他の変位は補正作用(バランスをとっているところ)なのです。何回も記していますけれども、メジャー(真の原因の箇所)は上部頚椎(第一、第二、第三頚椎と後頭骨のいずれか)なのです。生きている人ではそこには延髄があり、それは膨大(膨れている)しているために上部頚椎の変位(歪み)は脳幹に大きな影響をもたらし、水道の元栓を絞めるようにイネイト・インテリジェンス(先天性治癒力・偉大な生命力)を低下させる元凶となってしまうのです。
 
私が主催するSRT(スピリチュアル・リーディング・テクニック)は上部頚椎のメジャー(真の調整する箇所)を意識によって読み取り、意識を用いて直接上部頚椎を触れることなくアジャスト(調整)することができる画期的なメソッドです。


SRTに合う、合わないはない
 
よくこの治療法は私には合うとか、合わないとか言われる方がおられます。手の甲に鍼をうってすばらしい効果を現したり、足のつぼを刺激することによって著効を現したりするメソッドがあります。しかし、事故、地雷などによって手や足をなくした人、生まれつき下半身がないスケート・ボード少年(下半身がないためスケート・ボードで体移動している)などの人には適用できません。これは合わないということです。
しかし、SRTでは生きている人で脊髄、脊髄神経、自律神経がない人はいませんから、合う合わない、適応、不適応、という分別はあり得ないのです。
 
よく生活習慣病とかいって中高年になってから現れるようにいいますけれど、実際はオギャアとうまれておっぱいを飲み始め、離乳食を食べ始めたときからその元凶はあるのです。生活習慣病(自然の法則に反した食事、習慣による)になるのに40年から50年を要しているのです。それを何回かで治してくださいというのは無理な話でしょう。
例えばリュウマチですと1年から2年は完治までにかかります(ちなみに現代医学では今のところ完治は無理と言われています)。事故などで半年前に事故にあったとします。それが自転車にちょっとぶつかったのと、バスに跳ね飛ばされて意識を失ったのではショックの程度が違いますから、当然治癒期間も違います。20年前の鞭打ち症で来られる方もおられますが、よほどひどい事故であったと推測されますし、多少の治癒期間を覚悟していただかないといけないでしょう。
しかし、生きておられる以上はイネイト・インテリジェンス(偉大な生命力)が働いていますから、まさに自分自身が自分を治す、素晴らしい結果を体験されることでしょう。その人の病気の真の原因を取り去り、イネイト・インテリジェンス(先天性叡智・・・偉大な生命力)が発揮されスーパーヘルス(超健康)が実現する訳です。


病名は一切関係ありません
 
ですから、いわゆる病名は一切関係ありません。てんかんが消えたり、知的障害児が普通になった例もありますし、脊髄に腫瘍があっても消えてゆきます。透析寸前の人も必要なくなりました。乳癌も柔らかくなっていきます。脊椎管狭窄症、後縦じん帯硬化症、リュウマチ、ムチウチ症、複雑骨折の後遺症でどうしても痛みが取れなかった人が痛みが取れ、レントゲン撮影でもまったく正常な映像になっています。
 
喘息、側弯症、腰痛、肩凝り、事故の後遺症、精神的な不安定、など数え上げたらきりがありません。つまりイネイト(生命エネルギー)が100%発揮されれば素晴らしい健康が得られるということです(自分自身が自分を治す)。
 
健康になれ病気は消えるのです。


イネイトが100%発揮されることにより、共時性の法則が働いて世界が救われる。
 
毎日、テレビ、新聞を賑わす考えられないような事件、過去何千年の人類が持った老廃物が一気に吹き出ているように思えてなりません。大きな浄化作用であると思われます。日本という国、その土地には独特のエネルギーがあるそうです。
原爆を2個も落とされ、長期間草も生えないと言われながら、みるみる復興して人が住み、繁栄しています。一方チェルノブイリはもう30年は経とうというのに、未だに人の住める放射能値ではありません。この違いは何なのか世界中の科学者が注目し研究しているのです。日本人には素晴らしい(恐るべきといってもよい)DNAが秘められているそうです。今こそ心ある日本人が立ち上がり日本をそして地球を正常化しなければならないと切に思います。
何も全員でなくてもいいのです。ある一定の人数がイネイトを100%発揮すれば共時性の法則が働いて日本が、そして地球が救われると信じています。皆様もただ病気治し、自分が健康になればよいというだけでなく、日本を地球を真の意味で健康にするという意識をもたれてご協力をお願いしたいと思います。
 
これを人類再創造と言います。
 
※共時性(シンクロニシティ)とは
 
101匹目のサルという有名なお話があります。確か宮崎のある島に野生のサルの群れがいました。ある時、若いサルがえさにもらった芋を海水で洗って食べてみたところ塩味が効いて美味しかった。そして次々と他のサル達がまねをしてゆきます。(やはり年配のサルが一番最後だったそうです。)101匹目のサルが芋を洗って食べるようになったとき、何の関連もないはずの全国の野生のサル達が芋を洗って食べるようになったのです。
 
今一つはダイナマイトで有名なニトログリセリンのお話です。ニトログリセリンが発見されたとき科学者は結晶を作ろうとやっきになりましたが、誰も成功せず、とうとうニトロは結晶しないのではないかとまで思われていたとき、ニトログリセリンを多量に積んで遠距離を運ぶという、危険な仕事を引き受けたトラック便がありました。
トラックが目的地に到着したとき調べて見ると、ニトロが結晶化しているのが発見されたのです。研究者は歓喜しました。すると瞬く間に色んな研究機関、大学でニトロの結晶化に成功したのです。この世の中に共時性という法則性(双方の波動が共鳴する)があることがはっきり解った訳です。これをシンクロニシティといいます。